【ご報告&お礼】
昨日開催の「アンテナショップ 復興三陸『けせん市場』オープン記念ライブ」無事終了いたしました!
来ていただいた
《都電に乗って》
都電荒川線は東京下町の雰囲気を残す街中を走る路面電車です。
2011年6月10日から約1カ月ほど、都電沿線沿いの皆さんからのメッセージが車内いっぱいに
溢れた特別車両が運行しました。
そのメッセージは、岩手県陸前高田市立第一中学校に展示されました。
震災から3カ月の陸前高田に東京から届いた「あったかい想い」。
もう忘れ去られてしまったのではないか・・・
そう心細くなっていた東北沿岸部に元気を頂きました。
関東在住で陸前高田市出身の私たちが出来ること。
陸前高田の「気仙魂」を東京のみんなに届けたい!
「ありがとう」それだけじゃ伝えきれない想いがある。
今の岩手県沿岸部を知ってほしい。
長く険しい道だけど、3月12日を共に迎えられなかった人々の分まで、ふる里を愛し、
未来を信じたいと思います。
「みつめる時間をみつめる方々に委ねたい」という想いがポスターという形になりました。
都電で過ごす時間の中で、ポスターや映像をみられた方々が抱くさまざまな想い。
都電に乗って、風に吹かれて、東北へ届きますように。
《都電荒川線特別車両:「がんばろう日本号」第2弾》
【運行日】
2011年8月5日(金)から1カ月程度
※運行時間は当日、都電荒川営業所まで問い合わせて頂けるとわかります。
【運行車両】
9002系
【都電荒川線】
都営路面電車として唯一残った路面電車の路線です。
早稲田から三ノ輪まで12.2Km(道路併用軌道 1.6Km)
停留所:29ヶ所
所要時間:約48分
「東京高円寺演芸まつり」にて、陸前高田市特産品販売をさせていただきました。
2012年2月11日(土)12日(日)・17日(金)18日(土)19日(日)
週末ごとに2回の実施。
屋外テントでの販売でとても寒かったのですが、本当にたくさんの方に来ていただき、無事に用意した商品を完売で終えることができました。
5日間の売り上げ総額25万570円。
マスカットサイダー100本、リンゴジュース60本をはじめ、八木澤の味噌・醤油、陸前高田地域振興会の商品等が本当にたくさん売れ、予想以上の成果をあげられました。
今回の課題は、もちろん「陸前高田市のアピール」なのですが、それだけだと一過性のイベントに終わってしまいます。
それでは一時的に盛り上がったとしても、それだけのこと。
事実、うれしいことに最初の週末で商品を買ってくださった方が、2回目の時に「先週買って食べてみたらおいしかったから」と言ってまた来ていただいたのですが、そのときすでに商品は売り切れ。
そのままなら、それで終わってしまいます。
これはツイッターでもつぶやいたことなのですが、最初のきっかけが「支援」だったとしても、それをきっかけに「陸前高田市のファン」になってくれたら、こんなうれしいことはないのです。
ぼくたちが後方支援として本当に今やらなければならないのは、「ファン」になってくれた方達や地元から離れて暮らしていても、何かしたいと思ってる方達に「どうすればいいか」を示すこと。
ひとつの試みとして、商品購入で今回ご協力いただいた「田舎のごっつぉ」さんの宣伝に力を入れてみました。
買っていただいた方達に「今回の商品はこちらで取り扱ってますので、よかったら行ってみてください!」とチラシを渡してみたのです。
後日、ご挨拶をかねて「田舎のごっつぉ」を訪ねたところ、「高円寺のチラシ見てお客さんが来てくださってます!」とお店の方からのご報告。
イベントは一時的なものですが、「田舎のごっつぉ」の売り上げが上がれば、仕入れ先の陸前高田の売り上げも上がります。
そうすることで、一過性ではない高田への支援ができる。
継続的に外部からお金を回すこと、なんとかこれが達成できれば少しだけ前進です。
なお、今回のイベントでは「明日の希望」として利益を求めることをねらったものではないため、「田舎のごっつぉ」さんの通常販売価格で商品を購入、その再販という方法を取りました。
万が一売れ残り等があったとしても、これなら「明日の希望」で商品を購入した時点で仕入れ先の利益となります。
ただ、ストラップだけは製造元の村上製材所さんのご好意で仕入れ値と販売価格に差額が出ましたので、その分は「支援金」として計上させていただきました。
今回の販売会で「明日の希望」としては、ストラップの売り上げと買いに来ていただいた方の寄付により、合計2412円を支援金とさせていただきます。
2012年9月8日(土)陸前高田市米崎保育園についてのご報告です。
昨年同様「チーム団結」「ちょこっとスマイル」「めんこの笑顔(明日の希望子ども担当チーム)」に加え、地元陸前高田市出身の鷹股(明日の希望メンバー)チーム&スペシャルゲスト「たかたのゆめちゃん」で米崎保育園にお邪魔しました。
指圧マッサージ&子ども遊び会として開催した今回は、ゆめちゃんの登場もあり、子どもたちにも喜んでもらえたようです。
東京で暮らしていると、去年の震災なんてなかったかのようにすら感じます。
もう終わったこと。
そんな錯覚にすら陥りそうな場所にいると、やりきれない気持ちになります。
被災地は、去年の夏頃から時間が止まってしまったかのように何も進んでいません。
長く続く仮設住宅暮らし。
進まない高台移設。
関係のないところには湯水のように復興予算が使われ、被災地では予算不足から再建断念を迫れれる現実。
半年以上もかかる国の承認。
そんなことを考えると、自分たちのやっていることが果たしてどれぐらいの意味があるのか考えます。
でも、地元出身者として、そこにニーズがあるかぎり、どんな些細な活動でも続けていこうと思います。
「忘れてなんてないよ!」
そうメッセージを伝えることだけでもどんなに支えになるか、一度でも被災地を訪れた方ならわかってもらえると思います。