陸前高田市で津波の採集到達地点にさくらを植樹する活動をしているNPO法人があります。
さくらライン3.11です。
その桜がようやく咲きそうです。
この桜の下で花見ができたらいいねと言った人がいたそうです。
もちろん、外部の人です。
この桜の意味がわかっているのでしょうか。
この桜は、2年前のあの日、多くの命が失われた「悔しさ」から植えられているのです。
もう2度と自分たちのような苦しみ、哀しみ、悔しさを味わって欲しくない。
そんな想いから植えられることになったこの桜の木の下で花見ができるはずがありません。
その想いはさくらラインのHP等でもはっきりと趣旨として語られているのです。
温度差と言ってしまえばそれまでですが、やりきれない思いがしてなりません。
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